どうも、こんにちは。
サルベージ船の船長(笑)流庵です(。-∀-)
数あるWEB小説の中に埋もれてしまっている良作をサルベージして
目次を作成するという名目でTwitterにて作品を募集し
船長が良作と判断したものを紹介していく、ブログでございます。
昨日昔なじみのフォロワーさんと話してて、一日一万字書いているという話を聞き
ああ、文字数での目標って確かにいいよなぁと思った流庵です(‘◇’)ゞ
実際、ある程度の目標決めてやらないと、筆が鈍るってあると思うんですよ
ということで、っしゃ俺もやったるぞー!と
本日から気合い入れて執筆する所存であります!
もちろん、ブログ記事も!
社畜として、リアルなお仕事も!笑
というわけで、第12かいピックアップ行ってみよーそろー!!
常識というものは、時として突然打ち砕かれることがある。
かの有名な、不思議の国に迷い込んだ彼女もまた、同じような体験をしたのだろうか。
少なくとも私は、そんなのは願い下げだ。じわじわと。定かではない狂気が、世界を呑み込んでいく。
一体、どこからどこまでが現実で、虚像なのだろうか?
全3話からなる短編小説です。
最初読んだ時は、続きがあるものだとばかり思っていて、なかなか更新されないなぁと思っていたのですが、よくよく読み直したら、3話完結だったことに気付いて今さらながら評価させていただきました!
えと、前述のとおり、初回に読んだ段階では勝手に連載作だと勘違いして読んだため、うぉおおお続きどうなるんだーってのが感想だったわけですが
短編として、完結作品として読むと、また変わった視点で読めて、作者様の意図しない形で勝手に2度楽しませていただいた作品です。
実際にある病気を題材に、事が起こるまでを実に質の高い筆致で描かれており、
ホラー的な恐怖感終始付きまとうため、ドキドキしながら最後まで読めました。
そして、題材が題材だけにリアリティがあり、色々考えさせられた作品でもあります。
現実と幻想がリアリティをもって襲ってくる感覚は手に汗握るものがあります。
この恐怖感というか、引き付ける力は実に魅力的で、正直もったいないとも思いました。
なぜなら、SSとしてよりも、物語の冒頭として非常に素晴らしい作品だと感じたからです。
これは私が勝手に連載作と思って読んでしまったことが原因かもしれませが、
この先を読みたくなる強さがある作品なんです。
ここで終わってほしくないなぁー、先の展開を書いてほしいなぁと思わせる。
私個人の願望ですが、ぜひ中・長編として読んでみたい思ってしまいました。
物語が盛り上がってきたところで終わってしまった印象を受けたと言いますか。
そんなちょっと消化不良感を感じてしまった作品ではあるのですが、謎を残して先を想像させるという、作者様の狙いなのだろうか?
むしろ私以外の他の方が読んで、この結末をどう感じるのか聞いてみたいです。
これだけ色々考えさせられたという点も含め、リアリティのある描写や、恐怖感を煽る演出、物語の緩急の上手さも含めて、一見の価値がある作品だと感じました。
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