どうも、こんにちは。
サルベージ船の船長(笑)流庵です(。-∀-)
数あるWEB小説の中に埋もれてしまっている良作をサルベージして
目次を作成するという名目でTwitterにて作品を募集し
船長が良作と判断したものを紹介していく、ブログでございます。
カクヨムコン参加している「GrayScale(流庵) – カクヨム」ですが、
更新と宣伝しない日があって、一気に140位くらいまで落ちたんですが
もう少しちゃんとこっちも宣伝してみようと、一日だけ頑張ったら
しっかり順位上がっておりました(∩´∀`)∩
宣伝効果ってのはやはりあるんですよね。
というか、宣伝しないとまずアクセスに繋がらないのでPVは増えないわ、そもそもPV増えないってことは、読者になりえる人が入り口にすら来てないんだから
例え稀代の名作だとしても、評価されるわけないんですよね
ってことで
「思い切り、宣伝しましょうよ、自信作」
あんまり宣伝してない私が言うのもなんですが(∩´∀`)∩
それはそれとして、今回も面白い作品読ませていただいたので
第14回ピックアップいってみよーそろー!
中学生の龍崎勇斗は、夏休みの課題が「ドラクエのゲーム感想文」と知らされ、大いに喜びます。最初の内は「課題ゲーム」を寝る間も惜しんでこなすのですが、次第にゲームを楽しむことと感想文を書くことが全く異なる事実に気付きます。
ゲームを進めても一向に感想文が書ける気がしない……にもかかわらず、時間だけが過ぎて行き、次第に夏休みも終わりに近づく。
刻々と迫りくる新学期。そんな中、親に言われるがままに通い始めていた塾で課題の相談をする中、勇斗はある「ドラクエの真実」に気付きます。
勇斗と塾講師、そして友人達が「こんなはずじゃなかった」夏休みの課題に奮闘する青春物語。
現代文、小論文、そして数学……「考える力」を身に付けたい全ての人に役立つ学習本としても使えます。
今回はひが光司さんの、「もしも、夏休みの課題が「ドラクエのゲーム感想文」だったら…」です!
タイトルを見たとき、コントなどのタイトルを思い浮かべましたが、
そちらではなくで某ベストセラーマネジメントの方でした(。-∀-)
タイトルの通りゲーム感想文という課題に取り組む中学生の物語です。
この小説のすごいところは、物語の中で理路整然と組み立てられた感想文を書くための技術や考え方と、物語性が上手く融合している点でしょうか。
作中では感想文、小論文の書き方などが出てくるのですが、これが面白いくらいわかりやすい。
僕自身はそれほど真面目に小論文の書き方とか、学んできた人間ではないので、
こうしてうまく道筋をたどって説明してくれると、非常にわかりやすいうえ、さらにその説明が小説という物語の中で表現されていたので、実にすんなり入ってくるんです。
しかも、その小説の物語としての部分も、現代の経済的な観点や、小市民的な視点、多方面からのアプローチがあり、飽きさせない構成がされている。
比較的、お勉強テイストの強いテーマだと思うのですが、会話の端々にふふっと笑ってしまうやり取りがあったり、個性的なキャラクターもしっかりといて、
くどくなくて読みやすく、かつ理解しやすい上に、面白い。
感想文や小論文の書き方を学ぶにしても、物語として楽しむにしても
いろいろと学ぶことが多い小説です。
私のフォロワーさんには小説書きが多いので、読んでみると何か得るものがあるのではないでしょうか。
また、中学生など感想文を書かねばならない世代にもおすすめです!
もしも夏休みの課題が「ドラクエのゲーム感想文」だったら… は決して埋もれていい作品ではない!
ということで、、広大なカクヨムの海よりサルベージ完了!
はねぷろは、小説やイラストなどの創作活動を応援しています!