【アルマナイマ未踏領域】

◇WEB小説レビュー
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どうも、こんにちは。

サルベージ船の船長(笑)流庵です(。-∀-)

数あるWEB小説の中に埋もれてしまっている良作をサルベージして

目次を作成するという名目でTwitterにて作品を募集し

船長が良作と判断したものを紹介していく、ブログでございます。

年末からお付き合いで飲み倒し、ツイッターにもなかなか出没できていないという……

そのうえピックアップ記事もろくにかけてなくて申し訳ないですが、インプットのほうは地道にやっておりますのでお許しを……

という言い訳はこのあたりにして、新年二発目!

第16回ピックアップいってみよーそろー!!

kakuyomu.jp

辺境惑星アルマナイマ。
宇宙港の管制官として赴任していたアムは、ある日、龍と宇宙客船の衝突事故を目撃する。いつもの事故だと思っていたそれは予想外な展開に転がり始めて……。
海洋民セムタムと数多の龍たちが共に暮らす星で、物語は紡がれる

ほんっと、レベル高いΣ(゚Д゚)

というのが、最近この企画をやっていて思うことなのですが、こちらも例にもれずレベルの高い作品となっております。

もうね、テンプレ?なにそれおいしいの状態。マジで、面白い!

辺境惑星における神話という、独自に構築された世界観をベースに、異星人と地球人の交流や神話絡みで発展してゆく物語、どれをとっても高レベルでしっかりと物語が収束していく様は圧巻です。

ちりばめられた伏線の回収の仕方もさりげなく、独特の世界観ゆえに頻発する独自の用語、言語解釈、異星人の文化や在り方、思考や信念を異にする知的生命体の交流の中で生まれる差異の面白さ。

すべてにおいて質が高く、実に面白く読ませていただきました。

ジャンルとしてはSFにあたるのですが、現地における神話をベースとしていることで、ファンタジー色も強く、けれど程よいSF感との心地よく溶け合って、終始わくわくさせてくれました。

SFらしい淡々とした文体でつづられた小説ではありますが、38,000字という短い文章の中で、濃い世界観をベースに、起伏のある展開が続き、飽きることなく最後まで読み進ませる、作者様の筆力には脱帽の一言です。

かつてのピックアップ記事を見ていただければわかると思いますが、私は濃い設定、独特の世界観をベースにした作品が大好きです。

そして、こちらの作品は、それらを踏襲したうえで、38,000文字という文字数の中でしっかりとまとめ上げている点が特にすごい!

どうしても説明が多くなりがちな濃い独自の世界観ながら描写や説明は最低限で、けれど物語を理解して頭の中で整理できるだけの情報は漏らさず書き出されており、冗長になりダレる点もなければ、足りな過ぎて眉をひそめる部分もなかった。

この点に関して、ホントすごいとしか言いようがありません。

SF・ファンタジーを書いている方はもちろん、読者さんはぜひ読んでいただきたい一作です!

文章力のすごさにばかり言及していますが、物語もちゃんと面白いですよ!

少年っぽさのあるトゥトゥなど、荒々しい男らしさの中に少年っぽいかわいさがあってお気に入りです!

アルマナイマ未踏領域 は決して埋もれていい作品ではない!

ということで、、広大なカクヨムの海よりサルベージ完了!

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