どうも、こんにちは。
サルベージ船の船長(笑)流庵です(。-∀-)
数あるWEB小説の中に埋もれてしまっている良作をサルベージして
目次を作成するという名目でTwitterにて作品を募集し
船長が良作と判断したものを紹介していく、ブログでございます。
日々続けてある程度の形ができつつある、このサルベージ船ですが、どうにもぶれるときがあります。
極端な作品に触れたときですね。
ストーリーや設定がものすごく好みなのに、文体がものすごく苦手だったり、その逆だったり。
まぁ、悩んでも結局は答えを出すので、どうでもいい話といえばそれまでですねΣ(゚Д゚)
心にグサグサ刺さってくる部分ってのは、ストーリーの場合もあるし、設定の場合もあるし、文体だったりもするので、総合的に見て「いいなぁ」が上回ればピックアップする気になるのかな?
とにもかくにも、レベル高い文章書く人は多いので、飽きずに読めているのでホントありがたいです(`・ω・´)
ということで、第19回ピックアップいってみよーそろー!
青年は、自分が何者なのかを探す旅に出る。そこで出会う人々に何があり、触れ合うことでつながる絆と運命は、彼をどこに導くのだろうか──
小説の説明にもある通り、自分を知るために主人公が様々な人と出会い旅に出る物語です。
まず最初に、タイトルかっこええな!と思って読み始めました。
文体としてはある程度、空白を大きめにとった雰囲気で、描写の隙間にある雰囲気や空気感をしっかりと想像させるような綺麗な描写が多い印象です。
私個人としては、こういった想像を駆り立てる物語というのが大好きなので、文体だけでも結構刺さりました!
そして、しっかりと作り込まれた世界観で繰り出されるファンタジー。よくある名称や種族が多く出てくるおかげか、割とすんなり理解できるため、ラノベやファンタジー小説、ゲームやアニメなどでそういった用語にある程度触れている人にとっては、理解しやすい物語になっていると思います。
もちろん、独自の設定も盛り込まれていて、そのあたりの雰囲気も世界観とよくマッチしていました!
ただ、先ほども言った通り、空白(名称だけで多くを語らない部分など)も多く、それが気になってしまう人はいるのかな、というのも事実です。
個人的には、描かれていない部分を想像で補って読むため、あまり気にせず読めるんですが、苦手な人もいるのではないかという、憶測ですがΣ(゚Д゚)
想像するだけの材料は散りばめられていると思うので、むしろそういったところを想像して楽しみたい方には、おすすめです!
また、旅の中で仲間と出会って進んでいく物語というのは、RPGのストーリーを追っていくような感覚があり、さらに、出会う人々の背景なども丁寧に描かれているため、メリハリもあって、適度な謎を残しつつ進行していくので、わくわく感が止まりません!
私好みのカッコイイファンタジーでした!
こちらも、読書ストックとして今後の展開を楽しませていただこうと思います!
穢れなき獣の涙 は決して埋もれていい作品ではない!
ということで、広大なカクヨムの海よりサルベージ完了!
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