【Evil Revenger 復讐の女魔導士】─兄妹はすれ違い、 憎み合い、やがて殺し合う─

◇WEB小説レビュー
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どうも、こんばんは。

サルベージ船の船長(笑)流庵です(。-∀-)

数あるWEB小説の中に埋もれてしまっている良作をサルベージして

目次を作成するという名目でTwitterにて作品を募集し

船長が良作と判断したものを紹介していく、ブログでございます。

実は最近、とある会社の経営に携わっておりまして、マジで苛烈Σ(゚Д゚)

あれ、おかしいな、年明けてから多少は時間がとれるようになる予定だったのだけど、以前より、勤務時間外で仕事にかける時間が増えて、趣味にかけている時間が減ってしまいました。

結果、ブログの更新が遅くなってしまって、楽しみにされてる方々や応募してくださった方には大変申し訳なく思っております。

現状そんな状態で、更新頻度低下中ではございますが、このブログを辞める気は毛頭ありませんので、亀のような歩みではございますが、お付き合いいただけたらと思います。

ということで、第21回ピックアップいってみよーそろー!

kakuyomu.jp

少女チェントの波乱の生涯を書く、剣と魔法のダークファンタジー。
親を失った幼い兄妹は、2人きりで生きねばならなかった。
兄は、日々の苦しさと怒りを妹にぶつけた。妹はただ耐え忍ぶしかなかった。
大人になった兄は名声を得た。妹には何も残らなかった。
そして、彼女は歪んだ。

まず、構成も文章もしっかりとした多少重めのダークファンタジー作品なのですが、文章量的には、10万字以内と比較的短めにまとめられているので、冗長気味に感じることなく、最後まで読破することは難しくないと思います。

また、作者様の描写力は確かなもので、情景や心情の移ろいに至るまで想像しやすく、また、すれ違う兄と妹が内側に抱く想いも理解しやすいため、とても読みやすい物語だと感じました。

妹であるチェントの視点で展開してゆくシリアスなダークファンタジーなのですが、兄には兄の考えや心の傷があり、決して誰が間違っているとかではなく、欠けてしまった歯車が回り続けることで、互いを傷つけ合い取り返しのつかない傷を負ってしまった物語。

何がいけなかったのか、誰がいけなかったのか、その答えは読者それぞれの感性によって導き出される答えであり、もしかしたら正解などないのかもしれません。

生きることはかくも泥臭く、かくも苦しく、それでもほんのわずかな光があれば、それに手をかざして、確かなぬくもりと幸福を感じ、そしてそれらを守りたくなる。

暗く苛烈で憎しみと悲しみに満ちた人間臭いダークファンタジーでありながら、一条の光と確かな人の温かさを感じさせる物語。

決して悲しいだけでは終わらない、良作と呼ぶにふさわしい作品だと感じました!

Evil Revenger 復讐の女魔導士 ─兄妹はすれ違い、憎み合い、やがて殺し合う─ は決して埋もれていい作品ではない!

ということで、広大なカクヨムの海よりサルベージ完了!

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