どうも、こんにちは。
サルベージ船の船長(笑)流庵です(。-∀-)
数あるWEB小説の中に埋もれてしまっている良作をサルベージして
目次を作成するという名目でTwitterにて作品を募集し
船長が良作と判断したものを紹介していく、ブログでございます。
最近読書意欲がわっきわきで楽しいです!!
読書をすると、いろんなところを刺激されて、創作意欲もわっきわきです!
読んで書いて、皆様良き創作ライフを!!
ということで、第26回ピックアップいってみよーそろー!
日常とは少しずれた不思議な作品を作っていけたらなと思います。
どこから読んでも大丈夫です。
今回ご紹介する作品は田宮Uさんの短編集「退屈な小説」です。
「退屈な小説」というタイトルですが、まったく退屈じゃございません(笑
確かに、疾走感があったり、スリルやサスペンスがてんこ盛りな展開があったりというものではありませんし、文章的にも淡々と物語が進むので、起伏の激しいエンターテイメントをお求めであれば、退屈と感じるかもしれません。
けれど、小さな不思議が詰まった小説でして、多くの場合、読後「あぁ、なるほど」とか、「そうゆう話かぁ」と思わされ、とても面白いです。
爆発的な緊張感や、激しい疾走感はなくとも、読後、しっとりと染み込んでくるような、読みながら感嘆の声をあげたくなるようなそんな短編集です。
文章の構成や文章力も申し分なく、とても気持ちよく読ませていただきました。
個人的には「愛犬家の町」「隣町への電車」が好きです。
『退屈な小説』は決して埋もれていい作品ではない!
ということで、広大なWEB小説の海よりサルベージ完了!
はねぷろは、小説やイラストなどの創作活動を応援しています!