2019年11月27日……。
Twitterで交流させていただいているぽんきちさん(矢田和啓氏)から船長の下に一件のメッセージが届きました。
それは中国のSF大賞の文学作品部門で特別賞を受賞したという知らせでした!
私もう、びっくりして、ブログに記事書く!!書いていい!?
って話をしたんですが、その後私生活の方がバタついてしまいまして、記事を書く余裕がなく……今に至ってようやく公開することができましたorz

ぽんさん、遅くなってごめんなさい
とまぁ、前置きはこの辺にして、さっそく ぽんきちさん(矢田和啓氏) が受賞したSF大賞について書いていこうと思います。
SF大賞「100年後の成都」

名前の通りですが、100年後の成都を舞台にしたSF作品を対象とした賞ですね。
さらに、文学だけでなく、映像作品部門や美術作品部門もある大きな賞です。

しかも世界中から作品を募集した国際的な賞で!!これ凄くない!?

ちょ、ちょっと落ち着いて!笑

いやぁ、これが興奮せずにおれますかい!

気持ちはわかるけど、ほら、せっかくだからぽんきちさんの作品紹介しよ?

おお、そうだね、そうだね!
SF大賞【100年後の成都】特別賞:终于等到你(やっとあなたに会えた)
舞台は2119年の中国。突如発生した謎の生命体ミュウによって、世界が支配されようとしていた。凛(リン)、麗蘭(レイラン)、美花(メイファ)の3人の女性兵士は、宇宙要塞九龍城に乗って作戦を開始するが……。
终于等到你 (あらすじより)
「100年後の成都」SFコンテスト特別賞受賞作品ということで、舞台は中国の成都、時代背景は2119年ですね。
総文字数18,536文字という短編小説なので、あまり話の筋等に触れることは避けますが、非常に現代的なエッセンスが盛り込まれていて、文体としては三人称のSFらしくありつつも、会話文比率が多く、ライトノベル等を読みなれている方にも非常に読みやすい作品になっていると思います。
短編作品ながら、世界、宇宙にかかわるスケールの大きな世界観を持ちながら、物語の前提や根幹にかかわる部分がわかりやすく、書き込まれていることで、非常に入り込みやすい作品にとなっており、九龍城を改造して作った宇宙要塞や、デザイナーベビー、ハドロン砲などなど、SF好き男子の心をくすぐるワードがゴロゴロ出てくるのがたまりません!
また、マクロス、初音ミク、北斗の拳などの日本サブカルからインスパイアされたであろうセリフなどがバランスよく盛り込まれており、こちらは日本のサブカルチャーに慣れ親しんだ読者は思わずニヤリとしてしまうような部分もあって、非常に楽しく読むことができました。
なるほど、納得の特別賞

読んでみて非常に日本の過去作品をリスペクトして書いているように感じ、そういった作品が国際的な賞で特別賞を受賞したというのが、また嬉しいなぁ。

ライトノベル市場でも通じそうな親しみやすさと、SFファンも納得の設定や世界観の濃厚さがバランスよく反映された作品って感じだね

うん、結末も含め、私としてはとても好きだな
まとめ
今後については、コロナウイルスなどの関係もあって、これから出版等の話がどう進むかは、詳しくわかっていないようなのですが、作品自体はすでにカクヨムにて公開されています。
読んでみてね!
今後の動向については、ぽんきちさんのTwitter等でお知らせがあると思いますので、ぜひ気になった方はフォローしてみてくださいね!
改めまして、 ぽんきちさん(矢田和啓氏)本当に特別賞受賞おめでとうございます!
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